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2020年04月06日

自覚症状は歴史を遡って改善

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築地の整体院 勝どき治療室です。

辛い症状をいち早く取り除きたいと思われるのは皆同じとは思います。

以前にも投稿しましたが、自覚症状が出現するまでには様々な段階を経て結果的に出てきてしまった、という事になりますので、施術で改善するには歴史を遡って今迄隠れている問題をも含めて、症状が出て出てそして軽減されていく、という経過を経る事になります。

では「歴史を遡る」とはどういう事なのか、という事を説明させて頂きます。

目次

[症状が全て取り除かれるには歴史を遡る事が必要]

例えば「痛み」の場合初めの症状としてはまず、だるさ ➡︎ 痛み ➡︎ しびれ ➡︎ 感覚が鈍くなる ➡︎ 麻痺という順番で出て来ます。

「しびれ」が改善されると自覚症状は「痛み」に変化します。皆さん、しびれが痛みに変化すると、悪くなったと勘違いされる方が多いようですが、実は良い方向に向かっているのです。

また、自覚症状が改善された後、今迄感じていなかった部位が痛くなる事があります。それは以前傷めた所が痛み出してきた、という事が考えられます。

人間は一番痛い所が改善されると、次に問題となっている部位が浮き出て症状が感じられるようになります。

施術中に以前傷めた事を突然思い出す方が多くいらっしゃいます。その出方はまさに歴史を遡って出てきています。幼少期にまで遡った方もいらっしゃいます。

歴史を遡って出てきた症状は、当時それをそのままにしていて時間と共に症状が一時的に消えてしまっていたものなのか、或いはその当時施術は受けていたがしっかり取り切れていなかったかのどちらかです。

[一番気になる自覚症状以外にも気を配る方が効果倍増になる理由]

勝どき治療室では施術前に問題のある部分を自覚できるように、分かり易いように説明しながら進めていきます。それは自覚症状のある部分の他に自覚症状の無い問題のある部分も含めてです。

自覚症状以外の問題のある部分の異常を自覚出来た方は、施術直後の変化が分かり易い様です。どうしても一番気になる症状の方が気になって、他の問題のある部分の変化に注意が向いていない場合には改善している変化に気付きにくくなります。

施術直後に一番気になる痛みの程度に、例え変化が感じ取れていなくても他の問題のある部分の変化を感じ取れていますと、今は気になる痛みが取れていなくても後に改善方向に向かうと理解して頂ける様です。(施術直後に痛みが取れる事はありますが、大抵タイムラグが生じます。)

一例として施術前検査で直接症状とは関係の無い、筋力が弱い(症状がある部位の筋肉が必ずしも弱いとは限りません。逆に自覚症状の無い部位の筋肉でも弱い場合があります。)

両手足の長さが違う、関節の動きが悪い(自覚症状の無い関節であっても可動域に問題がある場合もあります。)等、という診断結果に対して改善が感じ取れるますと(感じ取れるように説明してはおりますが... 。)回復が早くなります。

痛みはストレスになりますが以前にも投稿しましたが、ストレスを抱えていると筋力が弱くなったりバランスも悪くなり施術効果を下げてしまいます。

しかし今は痛みがあってもいずれ良くなると理由して頂けると、たとえ今痛みがあってもそれはストレスとなり難くなります。

まとめ

今出現している症状だけに注目し過ぎていると良くなっている事を見逃す事があります。(勿体ないです。)

以前にもお話しましたが、感覚の鋭い方は施術途中から様々な変化が感じ取れるようです。そのような方は更に回復が早い傾向があります。

何事も前向きになれると心も身体も良い方向に向かう事と思います。

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