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2020年08月23日

新型コロナウイルスとの共存でも安心安全に過ごすには?

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新型コロナウイルスが流行し始めてから7ヶ月が過ぎましたが収まらないどころかPCR検査陽性者数が増加し続けております。


皆さん不安な日々を過ごしておられる事とは思いますが、検査数自体が増えていますので以前の陽性者数との比較は出来ません。


PCR検査陽性者の中には鼻の中にウイルスが付着しているだけでも陽性と判定されてしまいます。粘膜に付着して更に細胞内にウイルスが侵入して初めて感染した、という事になります。PCR検査陽性者数=感染者数と全て一致、するとは言い切れません。


あまりにも神経質になり過ぎてストレスを常に感じている状態が続いてしまいますと身体に悪影響を及ぼてしまいます。


免疫力が低下してしまい、病気になりやすい状況を自ら作りあげてしまう事にもなりかねません。


そこでその様ななかでもいかに安心安全に過ごせるのか?を考えられる限りご提案していきたいと思います。

目次

[感染防止対策]

まず皆さんが不安に思っておられる事のひとつに「電車に乗るのが怖い」とおっしゃる方が大変多くおられます。

確かに新型コロナウイルスが流行する前の電車内の環境は、今思うとある意味とても危険だったという印象がありました。

しかし新型コロナウイルスの影響で鉄道会社側と利用者側とが共に感染防止の為に大変な努力をしております。
テレワークを導入している会社も多く以前より混雑の程度が軽減しております。

日頃通勤されている方々は電車での感染リスクは低い事に気付いておられる方も多いと思われますが、電車に乗る機会の少ない方々はとても怖い、という印象があるようです。

電車内では換気を行っており、更には窓を開けたりドアを開ける度にも換気を行なっているとの事です。

新幹線では窓も開けられませんし、駅と駅との距離も長く停車する回数も少ないので換気の状況はどうなのかと思っておりましたが換気は行われているそうですので安心しました。

通勤で電車に乗って仕事をしてあまり人との接触が少なく、帰宅する分には感染する危険性は低い、との情報もあります。

乗客の方々も今は暑い時期ではありますがほぼほぼマスクをつけて乗車しております。
感染の原因はウイルスの含まれている飛沫によるものですのでマスクをつける事で感染を防ぐ事が出来ます。

これまではマスク着用による感染予防の科学的な根拠が十分ではなかったそうですが徐々にそのエビデンスが増えてきていて、マスクを着用すると会話や咳による飛沫がほとんど飛ばない事が分かったとの事です。

しかしマスクをしていても何度も激しい咳をされる場合は、マスクの隙間から漏れる可能性があるかもしれませんので、その場合はマスクの上からでもハンカチ等でおさえて漏れを防ぐ配慮が必要かもしれません。

アメリカのある美容室の事例ですが、美容院で働く2人の美容師が新型コロナウイルスに感染していた事がわかりましたが、マスクを着用していましたのでこの2人の美容師と濃厚接触したと考えられる百数十人の客は、誰も新型コロナウイルスには感染していなかったそうです。

この様な事例が多く公表される事により安心感が得られ、少しずつですが不安感から解放され安心して楽しく活動する事ができるようになるのではないかと思います。

[感染しやすい危険な無意識な習慣と行動]

日常の何気ない行動、無意識な習慣が感染してしまう原因となってしまうかもしれないと思う事がいくつか見受けられます。

⚠️笑ったり、会話の時に口に手掌を当てていたりする方が多く見受けられます。

⚠️外でおにぎりやパンやお菓子を買って食べる時、直接素手で持って食べておられる方もよく見受けられます。

⚠️お札を数える時や本をめくる時、またスーパーで半透明のビニール袋を引き出す時に親指を舐めておられる方も見受けられます。

⚠️トイレから出てきたのに手を洗わない方も見受けられました。百歩譲って「着替えをしていました」という事であってもトイレのドアは自動ドアではありませんので必ず手を洗いましょう。

⚠️いくらしっかり時間をかけて手を洗っていたとしてもそれよりも大切なのは手を洗うタイミングです。

他にも感染リスクの高い行動はあると思いますので、気が付いた事がありましたら教えて頂けますと、皆様と情報を共有していく事が出来ますので宜しくお願い致します。

新型コロナウイルス流行前に電車でよく見られる行動に、くしゃみをした後、ほとんどの方々が手掌を口に当て、その後必ずつり革につかまっておりますので飛沫がつり革に付着します。
現在はほとんどの方々がマスクを着用しておりますので、そのような危険性はありませんので心配は無いかと思われます。

新型コロナウイルスだけではなく風邪やインフルエンザの感染防止対策は共通して同じです。

飛沫やマイクロ飛沫を吸い込むことや、落下した飛沫に接触してそれを口や鼻の粘膜に自らの手で接触する事によって初めて感染します。(口唇に付着しただけでもその後口唇を舐めてしまえば粘膜にまで到達してしまいます。)

そもそも飛沫の無い所ではウイルスは存在しませんので、映画館で満員だとしてもマスクをしていて声を発する事が無ければ感染のリスクはほぼほぼないのではないかと思います。(スーパーの店内でも同じ事が言えると思います。)

しかし例えばマスク無しでホラー映画を観て大声を出す事で感染リスクは高くなりますが、今の時代マスク無し、というそのような事はないと思われます。

声を発する事無く感染症防止対策がしっかりされていれば人と人が密集、密接していても換気がされている環境であれば感染リスクは低いと思われます。
しかし不意にくしゃみや咳が出ることがありますのでマスク着用は必須です。

よく「密だから怖い」と言われる方がいますが飛沫の無い所では感染しようがありませんのでやたら「密」を危険視するのではなく、総合的に見て冷静に判断する事が大事だと思います。

これからは感染症防止対策と共に経済回復の両立が大切ですし、両立させる解決策と工夫はあると思います。

感染を予防する為には飛沫の飛びやすい環境を避ける事が感染拡大の防止になります。
マスクを外しての飲食が感染のリスクが高くなりますので感染症防止対策をしっかりされている場所を選ぶ事が大切ですが、自身も飛沫が飛ぶような大きな声での会話にならない様に気を付ける事が感染拡大を防止する事に繋がります。

今一度ご自身の何気ない習慣を見直して頂くと共に、ご自分の癖や何気ない習慣はご自身ではなかなか気が付かない事がありますので身近な方々同士で指摘、注意し合う事も大事な時期にきていると思います。

まとめ

感染しやすい危険な無意識な習慣に気付く事とタイミングの良い手洗いが感染拡大防止となります。 

ゴールデンウィーク中に、日本中の方々が大変な努力をしてあれだけ行動を制限した結果、陽性者数が一桁台になっていたにも関わらず緊急事態宣言が解除され、休業要請が解除されると陽性者数が増えてきた事から分かるように、何度も緊急事態宣言を出して人の行動を制限し、経済活動を止めてもその繰り返しになってしまいます。

重要なのはPCR検査数の拡大だけではなく具体的な公衆衛生の教育です。
そうでなければいつまでたっても感染は繰り返されてしまいます。
毎年、年に何度も繰り返し感染してしまいます。

今居る環境が危険な状態にあるのかどうかを判断し、危険な状況になってきた、と感じたらその場から離れる勇気が必要だと思います。

お一人お一人の感染予防策の気付きが日本、世界の人々の命と経済を救う事に繋がる事と思います。

これからも引き続き感染予防に気を付けてお過ごしくださいませ。
皆様のご健康を心よりお祈り致します。

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