2021年06月28日
身体は柔らかければ柔らかい程良いとは限らない!
ブログ
関節の動きが良い(身体が柔らかい)のは良い事ではありますが、一見可動域が
広そうに見えても実はしっかりあるところまで動かしてみますと、可動域に
問題がある場合があります。
では過可動性によりどう言う問題があるのかをご説明致します。
目次
[過可動性って?]
身体の柔らかい方の中には時には可動域が広いのではなく、過可動性
(可動域が異常に広過ぎる)である場合があります。
その状態の場合、組織が伸びきってしまっている状態のことがしばしばあります。
この様な状態ですと関節や筋肉、靭帯等に無理がかかり、特に運動した時に
傷めてしまう事があります。
[身体が柔らかいのに良くない場合って?]
関節はある程度の緊張が必要ですが過可動性の状態は、例えると
伸び切ってしまい役目を果たせなくなったゴム紐の様になっているのです。
その場合は関節の動きが良くない場合よりも過可動性の方が
状態としては良くありません。
ですので施術をした時には治る速度は関節が硬い方よりも遅いのですが、
時間は多少かかりますが必ず改善していきます。
[身体がやわらか過ぎる事で注意すべきこと]
特にスポーツをしていらっしゃる方は、過可動性である場合、組織を
思いがけず必要以上に伸ばしてしまった場合は、組織を痛めてしまう
危険性があります。
また、ヨガやピラティスを行なっている方は関節を極限まで伸ばすことにより
より過可動性を助長してしまう危険性がありますので注意が必要です。
[まとめ]
身体がただ単に柔らかいのか、異常に柔らか過ぎるのか、関節の可動域を
正確に確認する事はご自身では出来ませんので、診てもらう必要があります。
運動をしている方だけではなく、運動をしていない方でも過可動性の方がいらっしゃいますので適切な施術を受けることをお勧めいたします。
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