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2022年03月31日

自然治癒力の本当の意味

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本来自然治癒力とは、自らの力で身体を治す力の事ですが、
施術で自然治癒力を働かせる為の条件を大きく分けて
二つお話ししていきます。

これは大事な事ですので、過去にも投稿していますが
更に詳しくご説明していきます。

目次

[自然治癒力とは?]

傷を負っても傷の部分を洗浄し、放置しているだけで
傷が自然と修復される事は皆さんご経験がある事と思います。

傷が浅い場合は薬を塗布せずとも本来人間が
持っている自然治癒力で修復されます。

もちろん傷が深い場合は、病院で縫合してもらう必要がありますが
傷を縫合して抜糸した後、なかなか修復せずに傷がくっつかない
場合があります。

それはどういう場合かと言いますと、低タンパク状態の時です。
身体にしっかり栄養が行き渡ってないと、傷は修復しづらいのです。

自然治癒力が発揮出来る条件として、まずは良好な栄養状態で
ある事が大事です。また、精神的な安定も大事です。

長期間ストレスにさらされ続けてしまいますと、身体にも影響して
しまい、自然治癒力が働きにくくなってしまいます。

外的要因により自然治癒力の働きを弱めない様にする事が大事です。

[自然治癒力が最大限発揮出来る為には]

身体的に自然治癒力を発揮出来る様になるには、大きく分けて2つあります。

⚠️1つはまず骨盤の歪みを取り除く事です。

この事は皆さんは普段でも聞き慣れている事とは思います。
しかし一時的に歪みを取り除くのでなく、長期的に歪みが
取り除かれている状態が大事です。

そうでなければ施術をしても効果は一時的で、再発を繰り返してしまいます。

骨盤を直接施術するのではなく、骨盤を歪ませている原因を取り除かなければ
効果は一時的になってしまいます。症状が出ては施術を受けに行き、一時的に
症状が改善しても、また症状が出て施術を受けに行く、という自然治癒力が
発揮出来ないままエンドレス状態になってしまうのです。

骨盤の歪みがありますと、その上に乗っている脊柱(背骨)が当然ながら
歪みます。背骨が歪むと肩関節にも影響してしまい、腕が挙がらなく
なったりしますし、後に痛みが出てきたりもしかねません。

また、首も歪み始めますので、頭痛の要因になる可能性もあります。
骨盤の歪みは身体のあらゆる場所に悪影響が出てきますので
骨盤の調整は必須です。

⚠️あともう1つは神経伝達(筋力)を正常にする事です。

背骨を支えているのは筋肉です。また筋肉を動かす為には
神経伝達が正常に働いている必要があります。

骨に対して歪みを取り除こうとして、背骨等を正常な位置に戻そうと
しても、神経伝達を正常にしていかなければ、すぐに元に戻って
しまいますので、いつまで経っても根本的には改善していきません。

身体を支えているのは骨ではなく筋肉です。
また、筋肉は神経が100%働いて初めて骨格が、歪み無く支えられるのです。

いくら歪みを治そうとして骨や筋肉に対して施術をしても、
神経に働きかけなければ、効果は一時的になってしまいます。

少し専門的で難しい事を言いますが、硬膜外血腫とかクモ膜下出血という
言葉は聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、脳は膜に包まれていて、
脳に続いて背骨の中を通っている脊髄神経も膜に包まれています。

その膜は外側から硬膜、くも膜、軟膜と三層になっていています。
硬膜外血腫は硬膜の外側に出血する事で、クモ膜下出血はクモ膜の下に
出血している状態の事を言います。

神経を包んでいる膜についてのイメージを、より解りやすくする為に
説明しましたが、その膜は背骨のある部分にだけ付着していて
その他の大部分には付着していません。

そこで自然治癒力を働かせる為、歪みを取り除くには、先程説明しました
背骨に付着している膜の部分を施術する事により、施術効果が長持ちして
結果的に自然治癒力を引き出すことが可能になるのです。

逆に、膜が付着していない場所をいくら施術しても、すぐに元に
戻ってしまい、再発を繰り返してしまう事になります。

[まとめ]

自然治癒力を最大限働かせる為には、精神的にも身体的にも
総合的に良好な状態にある事が大事です。

勝どき治療室では神経を包んでいる膜に対して
間接的に施術をしているのが特徴になります。

神経を包んでいる膜の中で、背骨に付着している部分が施術ポイントに
なりますが、その部位をむやみに触れたりマッサージをしたりしますと
具合が悪くなる可能性がありますので、あえてここでは付着部位の説明は
控えさせて頂きます。

ちょっと難しい話をしてしまいましたが、書面でのご説明には限りが
ありますので、来院者の方には更に理解して頂けるように、詳しく
ご説明致しますので、是非施術を体験してみて下さい。

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