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2022年07月31日

自覚症状が無いと施術する意味が無い?

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皆様は施術を受けようと思う時のタイミングは、
自覚症状がある時に受けようと思うのではないかと思います。

では、自覚症状が無いと施術をする意味がない、必要がないとお思いでしょうか?

今回はその事についてお話ししていきたいと思います。

目次

[前回の復習]

前回は[終わりのある施術]についてお話ししました。

痛み等があって施術を受け、再度痛み等が出ては施術を受ける、
をいつまでも繰り返してはいませんか?

それではいつまで経ってもエンドレスです。
という事をお話ししました。

普通は痛み等がある部位に対して施術を行いがちですが、
勝どき治療室では症状のある部位だけではなく、全身の筋肉、関節、
バランスの状態等を検査して問題のある全てを改善させます。

何故症状のない部位まで検査するのかと言いますと、症状のある部位は
結果的に症状として現れているだけであって、症状がある部位は症状を
取り除くことの出来る場所ではないのです。

ですので症状の現れている部位は施術するべきところではないのです。

症状のある部位を施術した場合、施術の効果は
長続きせず、短時間で元に戻ってしまいます。

この事が前回お話しした、症状がいつまで経っても改善せずに
終わりの無いエンドレス状態に繋がってしまうのです。

分かりにくく理解しがたい事と思われる方が殆どだと思いますが、実際に
施術を体験して頂ければご説明も致しますのでお分かりになる事と思います。

外傷を除き、症状が出現した時に悪くなったのではなく、症状が
出現する迄には、その前には既に身体には様々な問題が表面化しています。

ですので自覚症状が無いからと言って、施術するところがないとは言えないのです。

[症状が無くなっても施術が必須な症例]

7年振りに来院された方ですが、その方はその前から
既にX線上、MRI上で診断がされていました。

この様な症例では、例え症状が無くなったとしても
定期的に1年に1度でも来院して頂けていれば
辛い痛みは避けられていたかもしれません。

痛みが出てしまい、辛い状態で大変な思いをして7回続けて
来院するよりも、症状が無くても1年に1度でも予防的施術を
受け続ける方が、構造上の悪化を防ぐ事も出来ますし、
症状が無い快適な生活を送るが出来ます。

一旦痛み等の症状が無くなった時は、このままずっと症状が無く
過ごせるのではないかと思いがちですが、特に画像上の診断を
受けていらっしゃる方は、いつもお話ししていますが定期的に
施術を受ける事をお薦めします。

[まとめ]

最近では歯の治療では症状が無くても予防的に
定期的に通院する事が常識になってきています。

それと同じ様に施術においても予防的に施術を
受ける習慣が当たり前になる事を願います。

いつもお話ししている事ですが、人生100年時代においては予防が必須です。

痛み等が出現してから施術を受けるのではなく、痛み等が出現する前に施術を
受けることで人生100年時代を生涯現役で過ごす事が可能になるのです。

一度症状が無くなったとしても、又画像上問題が無かった方々でも定期検診的に
施術を受けることでその後の生活の質が向上し続ける事に繋がるのです。

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